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【腰痛】【その腰痛・疲労骨折かも】：京田辺（JR京田辺/近鉄新田辺）京田辺えーる鍼灸整骨院
おはようございます！こんにちは！こんばんは！
京田辺市（新田辺駅・京田辺駅からすぐ近く）の京田辺えーる鍼灸整骨院です(^-^)
今回は腰椎の疲労骨折とされる腰椎分離症についてのお話になります。
腰痛分離症は10代に発症しやすく、20代以上で発症は少なく、骨が成熟していない青少年期に特徴的な疾患といわれています。
また腰椎の後方部分が分離した状態で、疲労骨折が原因であると考えられており、スポーツなどによって繰り返される動作、特に後ろに反る動作や回旋動作のストレスが原因とされています。
それでは、まず脊柱の構造について簡単にお話しさせて頂きます。
脊柱（背骨）には頸椎・胸椎・腰椎・仙椎（仙骨）・尾椎（尾骨）とあり、横からみると真っ直ぐな直線ではなく緩やかな湾曲、S字状カーブを描いています。
頸椎と腰椎は前弯（前に出ている）、胸椎と骨盤部は後弯（後ろに出ている）しています。
脊柱のS字状カーブは人間が2本足で立つことにより形成され歩いたり、飛んだり、跳ねたりの衝撃を吸収する為の緩衝作用、クッションの役割を果たしていると言われています。
弯曲が少なくなるとクッションの機能が低下し、関節の損傷するリスクも高まりますが、弯曲が大き過ぎても、腰椎から出る神経を圧迫、刺激したりします。
S字カーブは動作や姿勢によっても変化するので柔軟に対応できること、適切なS字カーブを保つことが大切になってきます。
このカーブ、腰椎の前弯が強くなると（骨盤前傾）後ろに反る動作での腰椎部分にかかるストレスは大きくなってしまいます。
その為、【腰椎にかかる伸展（反る動作）や回旋動作などのストレスを軽減させること】が重要になってきます。
当院で行うアプローチの一例として
〇股関節の可動性を改善する
・股関節の後ろが硬い場合（大殿筋、中・小殿筋、外旋六筋など）
お尻の筋肉は股関節の動きに大きく関わる筋肉ですので施術やストレッチにより筋肉の状態を改善し股関節の可動性を良くします。
・股関節の前面が硬い場合（腸腰筋など）
腸腰筋が硬くなると、後ろに反るとき骨盤が後ろに傾かず、腰椎の伸展（反る）運動が大きくなり過剰な伸展ストレスをかけてしまうことになりますので、施術やストレッチにより腸腰筋の状態を柔らかく可動性を良くしていきます。
〇脊柱（胸椎）の可動性を改善する
後ろに反るとき胸椎が硬いと、その分腰椎が過剰に反らなければならなくなり腰椎へのストレスが大きくなってしまいます。
また腰椎は回旋動作が苦手な関節です。
回旋動作は先程お伝えした股関節や胸椎がその角度を大きく担っており股関節、胸椎が柔軟である事で回旋動作が苦手な腰椎に過剰な負担をかけずに済むことになります。
その為、胸椎の回旋動作に働く筋肉、腸肋筋（脊柱起立筋）に対してもしっかりと施術を行っていきます。
〇体幹深部筋肉の状態改善・強化
腰椎の安定性には多裂筋という背骨の際にある筋肉の働きが大切です。
多裂筋は関節を大きく動かすような筋肉ではありませんが腰椎を安定させる筋肉でこれら深部の多裂筋が関節をしっかり安定させることで表側にある筋肉がより効率的に働くことができるようになっています。
また分離症と診断された患者様の中にも多裂筋が原因で痛みが出ておられる場合もあり、その場合でも多裂筋へのアプローチが有効になります。
多裂筋を施術により状態を改善、そして鍛えていくことが大切になってきます。
※骨癒合が期待できる場合などはコルセットによる固定や運動休止などが必要になります。
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