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交通事故による頭部打撲とむち打ち症
今回はむちうち症を伴う頭部打撲についての記事です!
車に追突された衝撃によってハンドルや座席前方に頭部をぶつけてしまうことがあります。
対人事故では、頭部を転倒して強打することも珍しくありません。
頭部打撲は、頭痛、頭が重く感じる、だるい、めまいがする、目がちかちかする等の症状がみられ、交通事故ではむちうち症状も併発しますので、頚部や背部にも痛みやだるさを伴うケースがあります。
頭部打撲では、頭部の筋膜・腱膜、硬膜、くも膜、頭蓋骨、脳実質等を損傷します。
これらのなかでも、頭蓋骨やくも膜、硬膜などの損傷は大変危険ですので、油断できません。
軽傷であれば、頭部の筋肉・筋膜・腱膜が損傷し、頭のだるさ、頭痛などの症状がみられますが、仮に頭部に症状が全くなくても、整形外科・脳神経外科で精密検査を必ず受けてください。
当院ではそのような筋肉・筋膜・腱膜の損傷が疑われた場合でも、精密検査を受けていただいております。
頭部打撲は何が起こるかわかりませんので、注意深く様子をみていくことが肝心です。