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交通事故によるむちうち症、斜角筋群損傷を伴った例
今回は交通事故によって斜角筋群損傷を伴う、むちうち症についての記事です。
斜角筋群は前・中・後、の三つの斜角筋から構成されています。
子の筋肉は交通事故で損傷しやすい筋肉です。
斜角筋群を損傷すると、頚部の運動制限・頭痛・後頭部痛・首の痛み(寝違えたような痛み)・肩の痛み・肩こり・首のこり・緊張性頭痛・睡眠障害・吐き気などがみられ、上肢・手・指にかけての神経症状もみられることがあります。
斜角筋群の隙間を腕神経叢という頚部から上肢にむかう神経の束・鎖骨下動脈が通るため、斜角筋群の損傷によって神経・血管が絞扼を起こし、血流障害となり腕のしびれ・だるさといった症状の原因になります。
急性期のうちに、早めに施術できていると早期回復が期待できます。
医師の診断を受け、骨に異常がない事が確認できたら、すぐに治療を開始しましょう!