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交通事故によって胸鎖乳突筋損傷を伴うむちうち症
胸鎖乳突筋は、交通事故によるむちうち症候に関与する筋肉のひとつです。
胸鎖乳突筋は頚部の運動に関与する筋肉であり、頚部を強く揺さぶられるような衝撃を受けると損傷します。
胸鎖乳突筋はむちうち症と共に以下の様な症状を呈します。
頚部の運動制限・頭痛・側頭部痛・首のこり・緊張性頭痛
睡眠障害・吐き気、目の疲れやすさ、目の奥の痛み
耳の痛み、突発性難聴、歩行時のめまいや平衡感覚障害
基本的には頚部の筋損傷による症状がみられますが、胸鎖乳突筋は耳の後方にも付着しますので、耳の痛みや平衡感覚にも影響が出ることもあるのが特徴的ですね。
胸鎖乳突筋は周囲の斜角筋群等と痛めることが多いので、頚部全体をしっかりと施術することが早期改善につながります。
当院ではむちうち症候へ関与する筋肉の影響などをしっかりと検査いたしますので、お気軽にお問い合わせください。