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交通事故によるむちうち症候で、後頭下筋群関与する症状
交通事故によるむちうち症では、実は後頭部の筋肉がむちうち症候に深く関与しています。
頭部や頚部を支え、安定させる働きのある後頭下筋群はとても重要な筋肉群です。パソコン作業やスマートフォンをみつめることが多い、現代生活で疲労しやすい筋肉のひとつです。
後頭下筋群は外力の影響を受け、損傷することで硬化しやすい筋肉です。
後頭下筋群はむちうち症と共に以下のような症状を呈することがあります。
頚部の運動制限・頭痛・後頭部痛・首のこり・首の後ろの詰まり感・緊張性頭痛・睡眠障害・吐き気、目の疲れやすさ、視界がぼやける、目の奥の痛み等
首の後ろが詰まるような症状と目に関連した症状が、後頭下筋群の特徴ともいえます。
MRIやCT検査を受け、脳や骨に異常がなければ目の痛みなどは後頭下筋群が関与している可能性があります。
後頭下筋群が硬くなったままでいると、日常生活で慢性的な痛みに悩まされることになりますので、お早めにご相談ください。